連日テレビ・ネット・雑誌など様々なメディアで取り上げられたiPhoneですが、 カタカナ文字のiPhoneをみておかしいと思った人は少なくないはずです。
アイフォーン
アイフォンとかアイホンじゃないの？という疑問が沸いてきます。
実は、もともと「アイホン」といえばアイホン株式会社というインターホンの最大手の老舗メーカーだったようですが、 突然iPhoneという黒船が襲来し、ここに商標権の衝突があったようです。
去る2008年3月にアップルとアイホン株式会社が合意に至り、「アイフォーン」なら使って良いということになったようです。
ちなみにこのインターホンメーカーはグローバル企業で、アメリカなどにもaiphoneの名で支店があるため、 この合意は日本に限ったものではないようです。
商標は、呼称が使用される分野別に取得が可能で、例えばの話、アイフォンというジュースとAppleのiPhoneとでは商標権の衝突にはならないようです。
Appleは予めiPhoneの商標取得を目指しましたが、日本には老舗のアイホンというインターホンの会社があり、 商標では携帯電話とインターホンは同分類に属するため、取得が出来なかったようです。
結局、iPhoneの商標はアイホン株式会社が所有し、これをアップルが条件付で使わせてもらっているようです。 条件面は公表されていないので想像するしかありません。