iMacとMac Miniの新作の発表が噂されるAppleですが、iPhoneユーザーにとって気になるもう1つの噂はNet Macです。PC販売が伸び悩む中、AcerやAsusといったメーカーが牽引するウルトラモバイルPC。一部Linux版もあるようですが、ほとんどがWindowsで、Macのシェアは0%です。注目を集めるウルトラモバイルPCという新興市場にAppleは「うちはiPhoneがあるので」という立場で臨むのか、あるいはNet Macなる新製品を投入するのかが注目されるところです。
ギズモード・ジャパンに掲載されている噂によれば、「このNet MacがiPhone3.0なのが順当な路線ではないか」と論じられているようです。現に、iPhone（あるいは、電話機能の無いiPod Touch）とウルトラモバイルPCは、利用目的で重複する部分が多く、一部競合していると思われます。よって、広義に同一市場と解釈することも出来ると思います。そう考えると、いまや稼ぎ頭の1つとなったiPhoneに経営資源を集中させることはありそうなことです。
しかし、ソフトバンクモバイルの2年縛りで購入した日本ユーザー、アメリカの通信会社AT&Tでも同様に行っている2年縛りで購入した米国ユーザーは、
買えねーよ
となってしまうのではないでしょうか？既存のiPhoneユーザーが2年縛りにあることをAppleは意に介さないかも知れませんが、ユーザーとしては「そりゃないよ」と思ってしまうのが率直な心境です。
商品サイクルが短いことは、技術の進歩の指標でもあり、ユーザーとしては歓迎すべき部分もある反面、新製品が新製品である期間が短いというデメリットもあります。割賦販売が主流の系帯電はにいたっては、実際に金銭的負担も絡むので、デメリットはさらに深刻です。
Mac Bookの新作は約2年半後の発表でしたが、iPhoneの新作の発表がいつになるのか、色々な意味で注目です！
2008 年 11 月 5 日
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