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iPodとiTunesの行く末

米アップル、iPodの勢いに陰りという記事では、iPodの売上の伸び悩みを紹介しています。時を同じくして、オープンソース版iTunesとも言える「Songbird」がリリースされました。音楽の世界を変えてしまったiPodとiTunesは今後どうなるでしょうか。

iPodの音質の評価はあまり良くありません。音質にこだわりのあるユーザーは、もともと音響機器を発売していたsonyなどの他社に乗り換えているようです。iPodは、洗練されたデザインと、iTunesと完全に連動する利便性が加味されて、はじめて評価される商品だと言えます。

Appleの採る「洗練されたデザイン」や「囲い込み型サービス」というのは、市場シェアが2番手・3番手の企業が採る戦略という気がします。例えば「MP3ウォークマンがシェア1位だと仮定し、人と同じものを持ちたくないこだわりのある少数派ユーザーがお洒落なiPodの方を選択する」という方がしっくりきます。「Appleらしい」という気さえします。

iPodとiTunesはイノベーションを起こしたため、現在は多数派となりました。しかし、いずれは本来あるべきポジションで落ち着くのかも知れません。

iPhoneについても同じことを思います。阪神には巨人が必要なように、MacにはWindowsが必要なように、iPhoneにも多数派となる強力なライバルいてはじめて「シックリ」くるような気がします。Windows Mobile、Symbian、RIM、Androidなどたくさんの名が挙がりますが、まだ決着は付いていないように思います。はたしてどうなるでしょうか?

2008 年 12 月 12 日

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