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KDDI社長 iPhoneを語る

AUを率いるKDDIの小野寺社長が定例の記者会見でソフトバンクとiPhoneについて語ったニュースについて色々な意見が交わされています。同氏の意見を要約するとホワイトプランは「想定外」、iPhone失速は「予定通り」ということです。記者からの質問に対する答えという消極的な発言ですが、AUの契約者数が伸び悩んでいる背景もあり、「説得力が無い」「先見性が無い」といった厳しい意見が相次いでいます。社長も口が滑ったことを今頃悔やんでいるのではないでしょうか。

今年6月の契約純増の鈍化が報じられた7月には、ちょうどiPhoneの発売があり、唯一スマートフォンを販売していなかったKDDIは「先見性が無い」と叩かれました。あれから2ヶ月たった現在、残念ながら今のところ、Appleの宣伝・ブランド力をもってしても日本ではスマートフォンが一般に普及しない、ということをiPhoneが実証する結果となりました。KDDI陣営としてはホッと胸を撫で下ろしているところでしょう。それと同時に、スマートフォン導入に力を入れなかった方針が戦略上間違っていなかったことも立証されたと思います。

セールスの成否にかかわらず携帯端末にイノベーションを起こしたiPhoneと、セールス上は正しい選択をしたKDDI。日本人の私としては、日本の会社には前者の立場になって欲しかった、というのが正直な感想です。目先のセールスはともかく、我々の視線はワクワク感を提供してくれる前者に向けられています。フロンティアの失速を「予想通り」と言い放つのは、モノ作りの国の大会社の社長の発言としては、なんだか残念です。

携帯を取り巻く日本の会社の皆さん、マジでガチでがんばってください。

2008 年 9 月 18 日

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