アメリカでiPhoneを提供しているAT&Tが、2009年にテザリング機能を認めるようです（ソース）。AT&Tでは、iPhoneのライバルBlackBerry向けにテザリングを含むプランを提供していますので、iPhoneの需要が一段落してトラフィックの見込みを判断できる状況になったので、iPhone向けのサービスを開始するものと思われます。
iPhoneをパソコンに接続することなくポッドキャストが可能なアプリ「Podcaster」というアプリが、前にApp Storeから締め出されました。しかし、この機能がiPhone2.2に搭載されるという噂があります。Appleでは、自社提供のアプリと競合するアプリの配布を禁じいますが、このケースでは「未来に配布するアプリを予め禁止した」ということになります。この例を過去にテザリングアプリのNetShareが締め出されたことに照らし合わせると、Appleがテザリング機能を自ら提供する可能性がある、と言えるのではないでしょうか。
テザリング機能の提供は、AT&Tの例がそうであるように、各国の通信会社の了承の元で行われることです。問題は、ソフトバンクがAT&Tの右に倣うのか、ということです。どこでもWi-Fiなど、魅力的な新製品の登場もありますので、ここはひとつ、ソフトバンクには一肌脱いでもらいたい、と言いたいところですが。
2008 年 11 月 12 日
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