GoogleがAndroidとiPhone向けのAdwords広告をスタートさせました。
グーグルはiPhoneに地図アプリを提供しています。また先日、iPhoneで音声検索が可能なアプリをApp Storeでリリースしました。グーグルは、AndroidというライバルOSを主導しつつ、iPhoneへの影響力を増幅させています。
グーグルは、このたびの両プラットフォームでの広告サービススタートさせ、いよいよその実りを刈り取る準備を進めています。これにより、あなたがiPhoneを選ぼうが、Androidを選ぼうが、そこには必ずグーグルがいて、広告サービスを提供することになりそうです。
例えるなら、「各種メーカーが発売する形や特徴の異なるデジタルカメラに使われる映像エンジンが、圧倒的技術力と規模を持つ1社から提供されている」といった感じです。もはや、グーグル抜きに世界は回らないのかも知れません。
成長期から成熟期に入り、業績の不振、優秀な社員の退社が報じられるなど、あまりいいニュースのないグーグルですが、その影響力には陰りが見えません。
2008 年 12 月 10 日
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