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iPhoneはそれ自体がWebブラウザなのか

ネットワーク機能を利用したアプリがiPhoneでたくさん提供されています。ほとんどのウェブサイトがiPhoneに最適化されていないこと、GPSがブラウザから利用できないこと、Flash未対応であることが、ネットワーク系ネイティブアプリの増加に拍車をかけていることは間違いありません。本来、HTML・Javascript・Flashでやれることが、ネイティブアプリとして提供されているからです。

筆者は、電車の時刻表を調べる際に、PCではブラウザのブックマークからGooの路線情報やえきから時刻表などのサイトにアクセスしますが、iPhoneではYahoo!路線情報のアプリをタップします。ネットワークを使用するアプリに限って言えば、iPhoneのホーム画面はブラウザのブックマークさながらで、iPhoneはそれ自体がWebブラウザの役割をしているように感じることが多々あります。

iPhoneのネイティブアプリは、開発や審査といった敷居が高く、その分優れたサービスが多いといえます。ウェブで言えば、より厳選されたYahoo!ディレクトリのような存在として、ネイティブアプリが提供されているようにさえ感じます。そして、その制限された環境がむしろ心地よく感じたりしています。

もしこれが、Appleの意図した戦略だとすれば、次のことが言えるでしょう。

  1. iPhoneは当分Flashをサポートしない
  2. iPhoneは当分ブラウザからGPS情報を使用できない
  3. iPhoneはウェブアプリを提供するのに適したプラットフォームではない

iPhoneのホーム画面には秩序ある情報が整理され、無秩序に氾濫した情報への入り口としてSafariがある、といった形態がAppleの望むところなのかも知れませんね。

2008 年 12 月 1 日

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