iPhone生活


ブログ

» iPhoneがPCに与える影響

スポンサードリンク

iPhoneがPCに与える影響

App Storeの成功を見たとき、「なぜMicrosoftはこれをウィンドウズでやらなかったのか」「なぜPCにはApp Storeがないのか」ということを考えた人は多かったと思います。筆者もその一人です。

実は、今月MicrosoftはMicrosoft Storeを立ち上げたのですが、これは自社製品のみをダウンロード販売するものですので、App Storeとはまったく性質が違います。Microsoftは自社製品のダウンロード販売ショップを2008年11月まで持っていなかったことに、むしろ驚きますw

予想するに、Microsoftという会社は、最初にアイディアが出てから実現するまでに数年を要するような、組織の悪い部分が表面化した会社ではないでしょうか。つまり、ソフトがパッケージ販売からダウンロード販売へとシフトする流れを数年前に捉え、自社製品のダウンロード販売サイトを作ることになり、数年かかって今月スタートした、ということです。中身がずっと先を行っているApp Storeに習ったと考えるよりはしっくりきます。

話が逸れましたが、App StoreのコンセプトをPCに生かしたBaseShield App Storeが2008年11月25日にオープンしたようです。BaseShield App Store自体がアプリケーションで、ダウンロードしてPCにインストールする必要があります。それ以降は、App Storeが仮想のOSの役割を担い、App Store上でワンクリックでアプリのインストール・起動・削除が可能です。

そもそもこのアプリに対するニーズがあるのか、どうやって収益を得るのか、デスクトップガジェットのような競合との住み分けなど、成功するのは容易ではないと思いますが、iPhoneのコンセプトがPCに与えた影響として、興味深いと思います。

今後、モバイルがPCに影響を与えることは、多々あると思います。携帯端末専用メーカーがモバイルPCをリリースしたり、タッチパネルだけのPCが出るかも知れません。果ては、モバイルOSのPC版が登場し、Windowsを食ってしまうかも知れませんね。

2008 年 11 月 27 日

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

このコメント欄の RSS フィード トラックバック URL

コメントをどうぞ

Copyright © ipn3g.com, All Rights Reserved.