iPhone / iPod Touchは、昔からあるタッチスクリーン技術を復権させたと言えると思います。
タッチパネルと言えば、誰でも直感的に操作できる簡単さが最大のメリットですが、その反面複雑な操作が出来ないことが最大のデメリットです。
iPhoneはマルチタッチを採用し、ピンチイン・アウトやスライドといったこれまでとは違うフィンガージェスチャーを上手く操作に読み替えることで、複雑な操作も実現するようになりました。いわば、1次元的にしか活用しなかった「タッチ」を、2次元的に捕らえるようになったと言えると思います。これによりデメリットは解消されました。
元来分かりやすいものが、そのデメリットを解消すれば、一気に活用が広まるのかも知れません。現に、携帯電話をはじめとした様々な商品でタッチスクリーンが搭載されています。
富士通がパソコンの2008年秋冬モデルの発表を行うというリリースで、タッチスクリーン付きのノートPCの発売が明らかになりました。あまり予想できなかった展開ではないでしょうか。なかなか便利そうです。
復権したタッチが、今後どのような予期せぬシーンで活用されるのか楽しみです。
2008 年 12 月 17 日
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