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Appleはユーザーの声に耳を傾けているのか?

先月、iPhoneのソフトウェアが2.1にバージョンアップされ、通話性能・端末の安定性・電池の持ち・バックアップの時間などが改善されました。目新しさに陶酔していた我々ユーザーの麻酔が醒めてきたところで、しっかりと改善へ歩みはじめたAppleが、今も少しずつ前進する姿勢を見せてくれています。

まずは、アドビ,iPhone向けにFlash Playerを開発中ということで、発売当初からブーイングのあった「Flash Player未対応」の改善に取り組んでいる点です。これにより、リッチなコンテンツを制作する際の選択肢がJavascriptとFlashの2つに増えることは、ユーザー・デベロッパーの両方にメリットがあると思います。また、Flashの登場が過去に書いた「なんでもかんでもネイティブアプリ」という流れに影響を及ぼすことは間違いないと思います。

次に、デベロッパーサイドになりますが「アップルが「App Store」を改善、レビュー投稿基準など手直し」と「Apple、iPhone開発者の秘密保持義務を緩和」で開発者の要望の一部に応えました。無論、Appleと利益相反になるアプリの提供など、絶対に譲歩しない線はあるでしょうが、やりすぎ感のあるがんじがらめのルールは今後も少しずつ揉み解されていきそうです。この背景には、登場前からiPhoneと比較されている自由市場のAndroid Marketの影響があるように思います。開発者を抱え込むことはiPhoneの発展に不可欠ですから、Androidという開発者の移住地が整備されている現在、Appleは様々な譲歩により引越しを思いとどまらせることでしょう。

Appleには我々ユーザーの声がしっかり届いているのかも知れません。

2008 年 10 月 2 日

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