少し前ですが、アメリカのP!nkというミュージシャンがプロモーション目的の無料アプリをリリースしました。ニューアルバムの楽曲（それぞれ一部）のほか、ニュースや画像などが含まれているようです。目新しさによる付加分を差し引いても、かなりの効果があったのではないでしょうか？筆者も、iPhoneを通してこのミュージシャンの名前をはじめて聞きました。
楽曲の一部を提供し新しいファンを取り込みつつ、ニュースや画像などの付加情報で既存のファンも囲い込む作戦です。ついでにiTunesへのリンクも用意し、Appleへの配慮も忘れません。（もしこれがAmazonへのリンクなら、Appleは配信を認めないでしょうか？？）
音楽のほかにも、UniqlockのiPhone版や、車メーカーのアウディのゲームなど、「無料」と冠して多大な利益を獲得すべく、広告系アプリが登場してきています。（広義で考えれば、Google MapsやGoogle Earth、Yahoo!地図なども、広告系アプリと言えると思います。）
アプリそのもので利益を得る有料アプリに対し、ブランドや新商品を訴求する新しい方法としての無料アプリも、今後益々注目です。
2008 年 11 月 7 日
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