「存在感がない」ということを揶揄するのに、「福田康夫って知ってますか?」というのは日本ローカルですが、世界版として適当なのは「Microsoftって知ってますか?」といったところでしょうか。
iPhoneが発売から注目を集め、ここにGoogle Androidが登場。負けじと、携帯各社から秋冬モデルの発表がありましたが、デジタル世界の中心企業であるMicrosoftはあまり話題に上がりません。Windows7やX Boxのニュースはあるものの、存在感の薄さは否めません。
そんなMicrosoftのスティーブ・バルマーCEOは「AndroidとiPhoneは出遅れている」と仰天発言をしているようです。リンク先の記事の原文を書いているポールさんも思わず「Windows Mobileの方が遅れてるだろ」とツッコミを入れてます。CEOのKYなき発言に、我々消費者はWindows7への期待すら失ってしまいそうです。
同氏はまた「WebkitよりApp Store」に関心があるようで、App Storeのようなデベロッパーとコンシューマーを繋ぐプラットフォームの整備を考えているのかもしれません。しかし、それって
気づくの遅くねぇ?
とツッコミたくなります。Windowsは他のOSに比べたくさんのフリーソフトが存在することが魅力の1つですが、有料も含めたソフトを配布する最高の一等地を確保できたのは、Windows開発元であるMicrosoftのはずなんですが。
iPhoneとApp Storeが世界にもたらすインパクトの大きさが、このような側面からも垣間見れるようです。
2008 年 11 月 11 日
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